人気の演歌歌手ランキング【2024】
昔から日本人の心の歌としてしっかりと受け継がれてきた演歌は、今の時代でも根強い人気を誇ります。
今回はそんな演歌を歌う、人気の演歌歌手をランキングにしてお届けいたします。
国民的に人気がある方から、知る人ぞ知るマニア向けの歌手までランクインしているので、ぜひ聴いてみてください。
29位|工藤あやの
白糸恋情話工藤あやの
山形県出身で「山形のひだまり娘」のキャッチフレーズを持つ演歌歌手、工藤あやのさん。
2022年1月26日にリリースされた7thシングル『白糸恋情話』は、演歌の深みと伝統を感じさせる楽曲で、オリコンランキングでは最高順位21位を記録しました。
大切な人への一途で切ない思いと、情感豊かなメロディーが特徴的です。
金沢の浅野川を背景にした情景描写は、馴染みのある方にとってはとくに響くものがあるはず。
そして工藤さんの繊細な歌声が、曲の魅力を一層引き立てています。
愛と別れの感情が織り交ぜられた本作、切ない恋愛を経験した人や、心温まる物語を求める人にオススメです。
30位|hanzo
風の歌hanzo
新しい時代の演歌として耳を引くのは、HANZOさんの『風の歌』。
2024年1月17日にテイチクエンタテインメントからリリースされたこの作品は、故郷の風土を感じさせるような、情緒あふれるボーカルと歌詞が魅力。
作詞はたきのえいじさん、編曲は大平基さんという、実力派のコラボレーションが光ります。
喜びや悲しみを風に乗せて送り出すような、そんな気持ちにさせてくれる曲。
HANZOさんの真っすぐな思いが込められた楽曲を一度聴けば、世界観に引き込まれること間違いなし。
どんなときも寄り添ってくれる、そんな曲をお探しの方にオススメです!
31位|大沢桃子
石割桜大沢桃子
大沢桃子さんによる『石割桜』は、2009年3月にリリースされたシングルで、自然と人の絆を力強く歌った楽曲です。
岩手県盛岡市に実在する「石割桜」にインスパイアされ、自然の偉大さと生命の尊さを表現。
演歌の伝統的な音楽性に、ご当地の共感性を融合させることで、地元の方々に一段と響く作品になっているのが特徴です。
春の新生活が始まる時期や、自然を愛でたいときに聴きたくなりますね。
そこには不思議と心が和むような、大沢さんの温かなメッセージが込められています。
新しい挑戦を控えている方や、日々の騒がしさから離れて自然の美しさに触れたい方にオススメします。
32位|
あなたと一緒花木優
関西を中心に活動している演歌歌手、花木優さんの2024年にリリースされた楽曲です。
水森英夫さんが作曲を担当しており、しあわせ演歌というキャッチコピーも付けられています。
演歌の王道ともいえるおだやかな空気感のサウンドも大きな魅力で、やさしい歌声と重なって、あたたかい感情がしっかりと伝わってきますね。
歌詞の内容は、タイトルからも感じられるように大切な人への思いを表現したもので、未来に向かってくポジティブな感情が込められた作品です。
(河童巻き)
33位|渥美二郎
夢追い酒渥美二郎
演歌界の実力派、渥美二郎さんが1978年に発表した『夢追い酒』は、彼の代表曲の一つです。
シングルとしては三枚目にして、1979年のオリコンチャートで年間第1位を獲得。
そんな栄光を誇るこの曲は、今もなお多くのファンに愛され続けています。
失恋した女性が酒を飲みながら思いを巡らせる切なさが心に迫ってくるんです。
この曲から昭和時代の名曲が持つ色あせない趣を感じ取ってほしいです。
失恋の傷を抱えた方々の心に寄り添う1曲、きっと心に染みるはずです。
釜山港へ帰れ渥美二郎
遠く離れた街に住む大切な人への切なる思いを歌った、渥美二郎さんの『釜山港へ帰れ』。
1983年にリリースされたこの曲は、もともと韓国人歌手のチョー・ヨンピルさんの曲でした。
その後、同じく韓国人歌手の李成愛さんが日本でリリースしたLPにも収録されました。
渥美二郎さん以外にも、美川憲一さんや藤圭子さんなど、多くのアーティストにカバーされている名曲です。
「大切なあなたのいるあの場所へとにかく行きたい」という強い思いが全編を通して描かれており、その熱い思いに胸がしめつけられます。
あなたが思いをはせる人を思い浮かべながら、聴いてみてはいかがでしょうか。
(SAKI)