昭和の懐メロ。人気ランキング
多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?
耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。
この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。
誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。
この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。
もくじ
- 昭和の懐メロ。人気ランキング
- 春の唄月村光子
- 乙女の春淡谷のり子
- 春の哀歌荘司史郎
- SOMEDAY佐野元春
- さくら音頭小唄勝太郎、三島一聲、徳山環
- SHADOW CITY寺尾聰
- 十九の春神楽坂浮子
- 木綿のハンカチーフ太田裕美
- 桜咲く国OSK日本歌劇団
- 真夜中のドア〜Stay With Me松原みき
- さくらの花の咲くころに渡辺美里
- 目を閉じておいでよBARBEE BOYS
- 春雷ふきのとう
- フライディ・チャイナタウン泰葉
- Runner爆風スランプ
- 勝手にしやがれ沢田研二
- 六本木心中アン・ルイス
- 蘇州夜曲渡辺はま子、霧島昇
- ルビーの指輪寺尾聰
- 銀河鉄道999ゴダイゴ
- JUST BECAUSETHE JAYWALK
- スローなブギにしてくれ (I want you)南佳孝
- 最後の春休み松任谷由実
- AGAINHOUND DOG
- 旅の夜風霧島昇、ミス・コロムビア
- 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。中原めいこ
- 春のおとずれ小柳ルミ子
- 初恋村下孝蔵
- 丘を越えて藤山一郎
- シルエットロマンス大橋純子
- 東京ラプソディー藤山一郎
- 難破船中森明菜
- 萠黄色のスナップ安全地帯
- みかんの花咲く丘川田正子
- 春の悲歌東海林太郎
- フレンズREBECCA
- 春の予感 -I’ve been mellow南沙織
- 白薔薇は咲けど藤山一郎
- 青い珊瑚礁松田聖子
- アコーデオンの春中野忠晴
- My Revolution渡辺美里
- 月のあかり桑名正博
- すみれの花咲く頃宝塚少女歌劇 月組
- じれったい安全地帯
- なごり雪イルカ
- 蒼夜曲尾崎亜美
- Saravah!高橋幸宏
- うらみ・ます中島みゆき
- 呪い山崎ハコ
- 夢をあきらめないで岡村孝子
- チャンピオンアリス
- 春よいずこ二葉あき子、藤山一郎
- 僕が僕であるために尾崎豊
- ぼくたちの失敗森田童子
- タッチ岩崎良美
- 悲しみにさよなら安全地帯
- 恋人も濡れる街角中村雅俊
- あなた小坂明子
- ボヘミアン葛城ユキ
- Shot In The DarkBOWWOW
- 赤い橋浅川マキ
- 春おぼろ岩崎宏美
- ノゾミ・カナエ・タマエ筋肉少女帯
- FANTASY中原めいこ
- ファイト!中島みゆき
- ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO麻倉未稀
- 梅と兵隊田端義夫
- 卒業-GRADUATION-菊池桃子
- さよならの向う側山口百恵
- 国境の春岡晴夫
- 湯島の白梅小畑実
- プラスティック・ラブ竹内まりや
- 時代中島みゆき
- ロンリー・チャップリン鈴木聖美 with Rats&Star
- テレフォン・ナンバー大橋純子
- ラヴ・イズ・オーヴァー欧陽菲菲
- 君は1000%1986オメガドライブ
- 恋松山千春
- セカンド・ラブ中森明菜
- 東京エキスプレス上田正樹
- ダンシング・ヒーロー荻野目洋子
- リフレインが叫んでる松任谷由実
- ひこうき雲松任谷由実
- 瑠璃色の地球松田聖子
- Sweet Memories松田聖子
- ff (フォルティシモ)HOUND DOG
- じゃあねおニャン子クラブ
- あばよ研ナオコ
- 春色のエアメール松本典子
- 春ラ!ラ!ラ!石野真子
- 駅竹内まりや
- MPRINCESS PRINCESS
- 淋しい熱帯魚Wink
- そして僕は、途方に暮れる大澤誉志幸
- 夜な夜な夜な倉橋ヨエコ
- 昭和枯れすゝきさくらと一郎
- ロマンス岩崎宏美
- 春だったね吉田拓郎
- 赤い椿の港町霧島昇
- め組のひとRATS&STAR
昭和の懐メロ。人気ランキング
春の唄月村光子
1937年、昭和12年に発表された『春の唄』は、戦前にラジオを使って国民に向けた健全な歌の普及活動として放送された歌「国民歌謡」の一つとして大ヒットした、昭和初期の代表的な春の曲です。
歌唱を担当したのは、当時は東京音楽学校の教師であり、歌手としてレコードの吹込みを行っていた渡辺光子さん。
『春の唄』を発表した時点では結婚後という背景もあって月村光子名義となっていますが、渡辺さんは多くの芸名を使い分けていた女性歌手としても知られているのですね。
そんな渡辺さんの華やかな歌唱と春の訪れを迎えて楽しそうな町の人々を描いた歌詞が、いつの時代にも何となく浮かれてしまう春という季節の変わらぬ雰囲気を伝えてくれるのです。
(KOH-1)
乙女の春淡谷のり子
日本におけるシャンソンの先駆者、「ブルースの女王」の愛称でも親しまれた、淡谷のり子さんの楽曲です。
『乙女の春』は1934年、昭和9年に発表された楽曲で、作曲は古関裕而さん、作詞は島田芳文さんが担当しています。
昭和の空気を強く感じる、コロムビアオーケストラによるおだやかなサウンドが印象的で、春のあたたかさを伝えるイメージですね。
歌詞では春にまつわる女性の姿が描かれており、遠くに向かって思いをはせる様子、涙を流す様子などが表現されています。
(河童巻き)
春の哀歌荘司史郎
昭和初期の空気を今に伝える『春の哀歌』は、荘司史郎さんが心を込めて歌った名曲です。
1934年、時代の波に身を任せながらも、失われた愛と春のはかなさを象徴する花に託して訴えかけるこの楽曲は、その後の音楽シーンを彩る礎となりました。
別れの痛み描き出した歌詞に、荘司史郎さんの声が寄り添い、心に染みる歌唱に仕上がっています。
どなたにとってもどこか懐かしく、胸に迫る思いを感じ取れるはず。
SOMEDAY佐野元春
2022年の大みそかに開催された第73回NHK紅白歌合戦にて、桑田佳祐さんを中心として日本の音楽シーンが誇る大ベテラン勢がフィーチャーされて誕生した楽曲「時代遅れのRock’n’Roll Band」を演奏、黒のライダースでびしっと決めた佐野元春さんのクールな大人のロックンローラーぶりに心を奪われた方も多いのではないでしょうか。
そんな佐野さんの初期のヒット曲であり代表曲の1つ『SOMEDAY』は、もともとは1981年にシングルとしてリリースされたのですがその時点ではそれほどの反応は得られず、翌年の1982年に発表された同名の3枚目のアルバムがヒットしたことで、改めて評価されたという経緯があるのですね。
1989年にはCMのタイアップソングとして起用され、1990年に改めてシングルとして再発売されたことで知った方も多いかもしれませんね。
そんな『SOMEDAY』は後年に佐野さん自身が述べているように、一定の世代に向けた楽曲ではなく、それぞれの世代にとっての「いつかきっと」として伝わるからこそ、長きに渡って応援歌としても愛される楽曲となったのではないでしょうか。
今から再スタートを切ろうとしているあなたにも、ぜひ聴いてほしい名曲です!
(KOH-1)
さくら音頭小唄勝太郎、三島一聲、徳山環
盆踊りの定番曲でもあるこちらの『さくら音頭』は、老若男女を問わず多くの日本人が一度は耳にしたことのある有名な曲ですよね。
昭和9年に誕生したいわゆる流行歌であり、同名の映画の主題歌でもある『さくら音頭』ですが、実は映画も含めて複数のバージョンが存在しているのです。
4つの映画会社による競作として公開された『さくら音頭』は、それぞれの主題歌である『さくら音頭』をやはり4つのレコード会社が競作として発売したという経緯があり、作詞と作曲に歌唱もそれぞれ違う人が担当していますから、同じ『さくら音頭』でも実質的に別の楽曲となっているのですね。
最も有名なのが、前年の昭和8年に発表された『東京音頭』の手掛けた中山晋平さんによる作曲、作詞を佐伯孝夫さんが担当して小唄勝太郎さん、三島一声さん、徳山璉さん、小林千代子さんの4人が歌唱を務めたバージョンです。
景気の良い歌い出しを聞けば、思わず踊り出したくなってしまうはず!
(KOH-1)
SHADOW CITY寺尾聰
鬼気迫る演技で私たちを魅了し続ける寺尾聡さん。
どの映画、ドラマも、またほんの脇役で出演したその際にも、圧倒的な存在感を残して作品を盛り上げてくれます。
そんな寺尾さんの歌手活動といえば『ルビーの指輪』でのベストテン連続1位記録や、3曲同時ベスト10ランクインなど、今でも語り継がれる昭和伝説の数々が思い出されますね。
『SHADOW CITY』は寺尾さんの3枚目のシングルで、1番の歌詞はなくすべてスキャットだというヒット曲としては異例のもの。
どこか昭和の大人を思わせる落ち着いたメロディーが最高にかっこいいんです。
もちろん今の若者の皆さんたちにも聴いてほしい昭和の名曲です!
(瀧乃涙pin句)