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昭和の懐メロ。人気ランキング

多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?

耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。

この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。

誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。

この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。

昭和の懐メロ。人気ランキング

ぼくたちの失敗森田童子

絶望を感じる曲の中には、どこか温かみのあるのあるものも存在します。

ということで紹介したいのが『ぼくたちの失敗』です。

こちらは森田童子さんが1976年にリリースした曲。

同居生活をしていたものの別れてしまったカップルの悲しみや後悔が歌われています。

しかし、合わせて深い愛が歌われているので、温かみを感じるのかもしれません。

ちなみに、歌詞の中には70年代の文化を知るきっかけになるようなフレーズも多く登場します。

聴きなれないものがあったらリサーチしてみましょう。

山本

ひこうき雲松任谷由実

ユーミンの愛称で知られ、2013年には紫綬褒章を受章したことも話題となったシンガーソングライター・松任谷由実さんの楽曲。

旧姓である荒井由実名義で発表された楽曲で、小学生時代の同級生の死をモチーフに制作されたナンバーです。

リリースから時を経てジブリ映画『風立ちぬ』の主題歌として起用されたこともあり、若い世代のリスナーも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

タイトルをイメージさせる浮遊感の中に切なさを含んだメロディーが心を揺さぶる、文字どおり時代を越えて愛されている昭和の名曲です。

星野貴史

あゝ人生に涙あり里見浩太朗、横内正

タイトルだけではピンとこない方もいるかもしれませんが、時代劇の名作中の名作『水戸黄門』の主題歌と言えばすぐに曲のメロディが浮かんでくるはず。

最初にリリースされたのは1969年、助さん格さんこと助三郎と格之進役を演じる歴代の俳優が歌唱を担当する、という伝統があることでも知られていますよね。

それぞれの世代の『あゝ人生に涙あり』が存在する、というのはまさに長寿番組ならではと言えそうです。

日常の中でつらい出来事やどうしようもなく不安でいっぱいの時、この曲の歌詞が頭に浮かんでくるという方も多いのではないでしょうか。

この曲で歌われているように、人生をあっけらかんと前向きに、悲観しすぎずに歩んでいきたいものですね!

KOH-1

ファイト!中島みゆき

イントロのどこか不穏なドラムスから始まり、語りかけるような歌声とベース・ラインというミニマルな音作りで進行していく1番は、衝撃的な歌詞も含めてさまざまな解釈が生まれている中島みゆきさんらしい異色の名曲『ファイト!』を紹介します。

ネット時代になって中島さんは知らずともこの曲の存在は知っている、という方も多いのではないでしょうか。

実は1983年にリリースされた中島さんのアルバム『予感』が初出であり、発表から10年以上過ぎた1994年、CMのタイアップソングとして当時爆発的なヒットを記録した『空と君のあいだに』のB面に再度収録され、広く知られるようになったという経緯があるのですね。

この楽曲の背景には、中島さんが担当していたラジオ番組に寄せられたリスナーからの投稿などさまざまな要素があり、理想や耳障りの良い言葉だけを並べた応援歌とは一線を画す歌詞は、いつの時代であっても聴き手の心を揺さぶる強烈な作用を持っているのです。

理不尽な現実を前にして一体誰が悪いのか、何が悪いのかと自問自答しながらも戦い続ける意味を改めて考えさせられますね。

KOH-1

悲しみにさよなら安全地帯

プロのミュージシャンからも認められる圧倒的な歌唱力のボーカル・玉置浩二さんを中心に北海道で結成された5人組ロックバンド・安全地帯の9作目のシングル曲。

バンドが目指してきたジャンルレスで普遍的なメロディーの完成形とまで称される楽曲で、エモーショナルなバンドサウンドに乗せた哀愁を感じさせる歌詞が心に響きますよね。

歌詞とメロディーがこれ以上ない融合を見せているアレンジは、日本語曲でなければ生まれないノスタルジックな空気感を生み出していると言えるのではないでしょうか。

時代が変わっても色あせない、爽快でありながらセンチメンタルなロックチューンです。

星野貴史