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昭和の懐メロ。人気ランキング

多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?

耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。

この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。

誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。

この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。

昭和の懐メロ。人気ランキング

身も心もダウン・タウン・ブギウギ・バンド

泣きのギターイントロがかっこいいダウン・タウン・ブギウギ・バンドの名曲、『身も心も』。

ダウン・タウン・ブギウギ・バンドはサングラスにリーゼント姿が男気のあふれるロックバンドですよね。

『身も心も』は1977年にリリースされたアルバムのタイトル曲で、バンド初の海外レコーディングが行われた作品なんです。

ボーカルを務める宇崎竜童さんの歌声が心に迫るロックバラードで、マイナー調の切ないサウンドも心に響きます。

濱田卓也

あなた小坂明子

小坂明子さんがデビューするきっかけにもなった、代表的な楽曲です。

ピアノを中心としたサウンドで、そこにストリングスが加わることで、あたたかさと切なさが強調されているように思えます。

歌詞では愛しい人とかなえたかった未来の風景を細かく想像していく様子、かなわない夢になったことに苦しむ姿が描かれています。

想像する未来が具体的なところがポイントで、ともに歩んでいくことを疑っていなかったこと、別れの悲しみを振りきれていない様子が強く伝わってくる楽曲です。

河童巻き

梅と兵隊田端義夫

バタヤンという愛称で知られる、歌手でありギタリストの田端義夫さんが1941年に発表し、ヒットした昭和歌謡。

戦場で頑張る兵士が、家で自分の帰りを待っているであろう母親への思いを歌っています。

戦争時代のつらく強い思いが、梅の美しさとともに胸に迫り涙を誘うんですよね。

そして散りゆく花のように覚悟を決めている力強さに胸が熱くなります。

日本人が今ももつ、家族への深い愛情はもちろん、はかなさの美を追求する感性がふくよかにただよう1曲です。

日和

うらみ・ます中島みゆき

ラジオ番組のパーソナリティーをも務めていた中島みゆきさんはとても朗らかでユーモアたっぷりな方なんです。

ただ、一部の人が持っている「中島みゆきさんは暗い」とのイメージはもしかしたらこの曲があったからなのでは?と思います。

『うらみ・ます』と中に「・」を挟んでいても「恨みます」なわけでして、曲名としても歌詞のモチーフとしても画期的な切り口。

「ひどいふられ方をした。

だからあなたを死ぬまでうらみます」という内容の歌詞は詩の世界を飛び越えて怖い一面さえ。

声を震わせた中島さんの歌い方にも注目してほしい1曲です。

瀧乃涙pin句

東京エキスプレス上田正樹

日本のソウル・R&B界の先駆者である上田正樹さんが1981年にリリースしたのが『東京エキスプレス』です。

上田さんのバンドだったサウス・トゥ・サウスの解散後、1976年にソロデビューを果たした彼の7枚目のシングルとして発売されました。

ワンドロップで演奏されるドラムビートがどことなくレゲエの雰囲気を醸し出していて、単音のギターカッティングやオルガンも最高にグルーヴィなんですよね。

思わず踊りだしたくなるクールな一曲なので、ぜひ聴いてみてください!

濱田卓也

MPRINCESS PRINCESS

心を揺さぶるピアノのイントロが印象的な『M』は、プリンセスプリンセスの隠れた名曲として多くのファンから愛され続けています。

失恋後の心の動きを瑞々しく描いた歌詞は、今もなお多くの人々の共感を呼び、まるで切ない体験を自らがしているかのような錯覚に陥らせます。

胸に迫るボーカルと絶妙にリンクするバンドサウンドは、時に力強く、時に繊細に感情を代弁し、心に残る余韻を作り出しています。

過去を振り返りつつも、現代のリスナーにも新鮮な感動を提供する『M』は、カラオケの定番曲としてだけではなく、音楽の普遍的な力を感じさせる作品です。

RAG MUSIC 編集部