昭和の懐メロ。人気ランキング
多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?
耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。
この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。
誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。
この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。
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昭和の懐メロ。人気ランキング
十九の春神楽坂浮子
沖縄民謡として知られる同名の楽曲も存在しますが、本稿で紹介する『十九の春』は昭和31年に「最後の芸者歌手」と呼ばれた神楽坂浮子さんの歌唱で大ヒットした楽曲です。
神楽坂さんにとっては歌手としての出世作でもあり、この曲のヒットがきっかけで一気にスターダムへとのし上がり、女優としても活躍することとなるのですね。
歌詞の内容としては、タイトルにもあるように十九歳の女性が主人公で、おそらく気持ちを言い出せないまま失恋してしまった切ない乙女心を情緒たっぷりに描いています。
何かが始まるだけではなく、何かが終わるのも春の特徴ということを思い出させてくれますね。
(KOH-1)
木綿のハンカチーフ太田裕美
太田裕美さん最大のヒット曲となった『木綿のハンカチーフ』。
桑田佳祐さん、椎名林檎さん、天童よしみさん、いきものがかりなど、ジャンルを問わず、さまざまな有名アーティストたちによってカバーされていることからも、その人気ぶりがうかがえる名曲です。
都会へと旅立った男性と、田舎で帰りを待つ女性の遠距離恋愛が、悲しい終わりを迎えるまでのストーリー。
コットンではなく、木綿のハンカチーフとされていることからも、素朴で一途な女性が想像され、最後に涙を拭う様子に胸がきゅっと締め付けられます。
(ゆり)
JUST BECAUSETHE JAYWALK
『JUST BECAUSE』は1980年結成のロックバンドであるJ-WALKのデビュー・シングルで、1981年にリリースされました。
1987年リリースのセルフカバー・アルバム『JUST BECAUSE』にタイトル曲としても収録されています。
男女の別れを歌った歌詞とJ-WALKのボーカルを務めた中村耕一さんの切ない歌声が印象的なんですよね。
硬質なピアノの音色もとても寂しげで、むなしさやはかなさを感じさせてくれます。
(濱田卓也)
スローなブギにしてくれ (I want you)南佳孝
普段小説を読まない人もみんな手に取った片岡義男さんの小説『スローなブギにしてくれ』は全若者のあこがれの青春象でした。
映画化された同小説の主題歌南義孝さんの『スローなブギにしてくれ』も大ヒット。
乱れた長い髪の毛を少しも気にしないそぶりで映る浅野温子さんのレコードジャケットはとても鮮烈でしたね。
洋楽だ日本のロックだと浮かれていた私たちを「ハッ」と正気付かせてくれたのも、この日本語で書かれたスローな人生応援歌だったのかも。
かっこいいを背中で教えてくれた昭和の若者の代表曲ともいうべき1曲です。
(瀧乃涙pin句)
六本木心中アン・ルイス
『六本木心中』を歌っていた頃のアン・ルイスさんの衣装、誰かに似ているなあと思っていると、それはきゃりーぱみゅぱみゅさんでした。
ファッションって受け継がれるものなんですね。
うそだと思ったら各動画サイトにアップロードされている当時のアン・ルイスさんを見てください!
もちろん曲もさるものながらお父さん方のカラオケの世界ではその「合いの手」で鉄板の盛り上がりを見せるテッパンの曲です。
合いの手が入ることで一層昭和感が強まりますね!
シンセサイザーのイントロ、存在感あるギターのリフも秀逸で、徹頭徹尾昭和を感じられるかっこいい1曲です。
(瀧乃涙pin句)