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昭和の懐メロ。人気ランキング

多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?

耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。

この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。

誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。

この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。

昭和の懐メロ。人気ランキング

みずいろの雨八神純子

1978年に発売された、八神純子さん最大のヒット曲です。

石井竜也さん、松浦亜弥さんなど、数々の有名アーティストによってカバーされています。

八神純子さんが曲を書き上げたあと、複数の作詞家に依頼していた中から、三浦徳子さんの詩を採用。

気の強い八神純子さんをイメージし、当時としては珍しく命令形で言い切る歌詞を織り交ぜたのだそうです。

強い女性を連想させる歌詞ですが、弱さを抱えた女性が寂しさをこらえて、必死に強がっているようにも感じられますね。

ゆり

松山千春

北海道を代表するアーティストとして、昭和世代に人気の高い、松山千春さん。

この曲『恋』は、昭和55年にリリースされた8枚目のシングルで、松山千春さんを代表する1曲でもあります。

女性からの視点の恋の歌で、今の生活、相手を好きで居続けることに、ほとほと疲れてしまったのでお別れをする、という気持ちが歌われています。

男性と女性の恋愛や、相手を思う気持ちに対する温度差、いろいろな気持ちのすれ違いが感じ取れますね。

自分に言い聞かせているような女性の立場を思うと、それもまたつらくて悲しいですよね。

うたたね

SOMEDAY佐野元春

2022年の大みそかに開催された第73回NHK紅白歌合戦にて、桑田佳祐さんを中心として日本の音楽シーンが誇る大ベテラン勢がフィーチャーされて誕生した楽曲「時代遅れのRock’n’Roll Band」を演奏、黒のライダースでびしっと決めた佐野元春さんのクールな大人のロックンローラーぶりに心を奪われた方も多いのではないでしょうか。

そんな佐野さんの初期のヒット曲であり代表曲の1つ『SOMEDAY』は、もともとは1981年にシングルとしてリリースされたのですがその時点ではそれほどの反応は得られず、翌年の1982年に発表された同名の3枚目のアルバムがヒットしたことで、改めて評価されたという経緯があるのですね。

1989年にはCMのタイアップソングとして起用され、1990年に改めてシングルとして再発売されたことで知った方も多いかもしれませんね。

そんな『SOMEDAY』は後年に佐野さん自身が述べているように、一定の世代に向けた楽曲ではなく、それぞれの世代にとっての「いつかきっと」として伝わるからこそ、長きに渡って応援歌としても愛される楽曲となったのではないでしょうか。

今から再スタートを切ろうとしているあなたにも、ぜひ聴いてほしい名曲です!

KOH-1

プレイバックPart2山口百恵

伝説の昭和のアイドル、山口百恵さんの22枚目のシングルです。

作詞を阿木燿子さん、作曲を宇崎竜童さんが担当。

秋川雅史さんや桑田佳祐さんのよってカバーされたほか、テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の中でキャラクターによって歌われたり、CM曲として起用されたりするなど、山口百恵さんの引退後も名曲として長年愛され、歌い継がれています。

歌詞の中に登場する、印象的なセリフの数々。

山口百恵さんのクールな印象と相まって、かっこよく思えてしまいますが、実際に使うと、ケンカのもとになるかも!

くれぐれもご注意くださいね。

ゆり

悲しみにさよなら安全地帯

プロのミュージシャンからも認められる圧倒的な歌唱力のボーカル・玉置浩二さんを中心に北海道で結成された5人組ロックバンド・安全地帯の9作目のシングル曲。

バンドが目指してきたジャンルレスで普遍的なメロディーの完成形とまで称される楽曲で、エモーショナルなバンドサウンドに乗せた哀愁を感じさせる歌詞が心に響きますよね。

歌詞とメロディーがこれ以上ない融合を見せているアレンジは、日本語曲でなければ生まれないノスタルジックな空気感を生み出していると言えるのではないでしょうか。

時代が変わっても色あせない、爽快でありながらセンチメンタルなロックチューンです。

星野貴史

東京エキスプレス上田正樹

日本のソウル・R&B界の先駆者である上田正樹さんが1981年にリリースしたのが『東京エキスプレス』です。

上田さんのバンドだったサウス・トゥ・サウスの解散後、1976年にソロデビューを果たした彼の7枚目のシングルとして発売されました。

ワンドロップで演奏されるドラムビートがどことなくレゲエの雰囲気を醸し出していて、単音のギターカッティングやオルガンも最高にグルーヴィなんですよね。

思わず踊りだしたくなるクールな一曲なので、ぜひ聴いてみてください!

濱田卓也

夢をあきらめないで岡村孝子

タイトルだけ見ても直球の応援歌を感じさせる『夢をあきらめないで』は、女性デュオの「あみん」として活躍した岡村孝子さんがソロのシンガーソングライターとして1987年にリリースした通算5枚目のシングル曲。

分かりやすい言葉の選び方とメロディ、岡村さんの澄み切った歌声が胸を打つ素晴らしい名曲ですよね。

2005年には映画『逆境ナイン』の主題歌として起用されたこともあり、世代をこえて愛され続けている『夢をあきらめないで』は、まさに応援歌として人気されている楽曲なのですが……実はこの曲、岡村さんとしては応援歌を目指して作った楽曲ではなかったのだとか。

「OLの教祖」と呼ばれたこともある岡村さんは同世代の女性の心情を歌い上げたスタイルが人気のアーティストで、こちらの『夢をあきらめないで』は失恋ソングとして書かれたものなのですね。

そういった視点でこの曲を聴き直すとまた違った印象を受けますが、本来の意図とは違った解釈とはいえ岡村さん自身も今は「応援歌」としてコンサートなどでは歌っているそうですよ。

KOH-1