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昭和の懐メロ。人気ランキング

多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?

耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。

この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。

誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。

この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。

昭和の懐メロ。人気ランキング

最後の雨中西保志

中西保志さんの、真っすぐなハイトーンボイスが胸に突き刺さる、悲しいラブソング。

ロングヒットの末、発売から6年後の1998年には90万枚の売り上げを記録し、自身最大のヒット曲となりました。

倖田來未さんや杏里さん、五木ひろしさんなどの大物アーティストたちによってカバーされたほか、中西保志さん自身も、2007年に発売したカバーアルバムのボーナストラックとして新録しています。

忘れることなど、到底できそうにないほど愛した人との、つらい別れ。

やり場のないつらさに、共感を覚える方も多いのではないでしょうか?

ゆり

神田川かぐや姫

フォークシンガーとして知られる南こうせつさんを中心としたフォークバンド、かぐや姫。

グループ第二期の5作目のシングル曲『神田川』は、160万枚の大ヒットとなったことから、かぐや姫の代表曲として知られていますよね。

作詞を手がけた喜多條忠さんが経験した学生時代の思い出をベースに制作された切ない歌詞のストーリーは、そのリアルな情景描写に胸が締め付けられるのではないでしょうか。

多くのミュージシャンによるカバーも影響し、誰もが一度は聞いたことがあるであろう昭和の名曲です。

星野貴史

Runner爆風スランプ

昭和末期、1988年に爆風スランプがリリースした『Runner』はJ-POPの枠内をこえた国民的な応援ソングであり、高校野球の応援の際のブラスバンドの定番の演奏曲としても愛され続けている名曲です。

サビの部分の有名なフレーズを聴けば、若い世代であっても何の曲かピンとくるのではないでしょうか。

バンドの得意とする「青春」路線の名曲で、強じんなバンドアンサンブルと現在は「サンプラザ中野くん」として活躍するサンプラザ中野さんの特徴的な歌声で歌われるメロディの力強さは、それこそ聴いているだけで居ても立っても居られないほどのエネルギーをリスナーに与えてくれますよね。

そんな『Runner』の背景には、この楽曲のリリースを最後にバンドを脱退した初代ベーシスト、江川ほーじんさんがあったのです。

中野さんが脱退する江川ほーじんさんの姿に重ねて歌詞を書いたというエピソードを踏まえた上でこの楽曲を聴き直せば、新たな発見があるかもしれません。

KOH-1

時代中島みゆき

1970年代から2000年代の4つの年代で、シングルチャート1位を獲得した唯一のソロアーティストとして知られるシンガーソングライター、中島みゆきさん。

日本の歌百選にも選ばれている、2ndシングル曲『時代』は、音楽の教科書に掲載されたり、卒業式で歌われたりなど、時代を越えて愛されているナンバーです。

全体的にキーが低くテンポもゆったりしていますが、シャッフルビートの跳ねたリズムを意識しないと、平たんに聴こえてしまうため注意が必要です。

特徴的なビブラートを意識するとオリジナルに雰囲気が近くなるため、できる方は取り入れてみてはいかがでしょうか。

星野貴史

No End Summer角松敏生

昭和の歌謡曲らしいコード進行が魅力の、角松敏生さんが歌う『No End Summer』。

この曲は従来の歌謡曲に比べて、ダンスミュージックのアレンジがされており、より都会的な雰囲気に昇華されています。

特にCメロでは、大きなブレイクをはさんだ後に、切ない英詞のメロディーが入ってきて一気に切ない気持ちにさせてくれます。

また、サックスなどの管楽器の音も効果的に使われていて、現代の音楽にも使えそうな美しいアレンジがされているんですよ!

ユウキ

Shot In The DarkBOWWOW

日本だけではなくイギリスを中心に世界で活躍した日本のHR/HMバンド、VOW WOWのサードアルバム『III』の収録の楽曲で、1986年にリリースされました。

当時LAメタルのブームとともにHM/HRが脚光を浴びていた時代でしたが、このVOW WOWのようにキーボードがギターと対等にバトルを繰り広げるようなバンドはとても希少な存在でした。

今回ここでご紹介させていただいている『Shot in the Dark』でも、キーボードによる高速アルペジオのイントロから始まり、とてもスリリングな演奏が展開されています。

ボーカルの人見元基さんの日本人離れしたパワフルなボーカルも聴きどころのひとつですね!

Kei Takahata

AGAINHOUND DOG

パワフルなロックボーカルがかっこいい大友康平さんが率いるHOUND DOGが、1986年にリリースしたアルバムが『LOVE』です。

1985年の名曲『ff』の後にリリースされたアルバムで、安定感の増したバンドサウンドが魅力の作品なんですよね。

中でも8曲目に収録されている『AGAIN』は未練がましい男のセンチメンタルを歌ったロックバラードで、前面に押し出されたエレキギターの音色と心に響く大友さんの歌声が存分に堪能できる1曲なのでオススメです。

濱田卓也