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昭和の懐メロ。人気ランキング

多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?

耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。

この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。

誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。

この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。

昭和の懐メロ。人気ランキング

すみれの花咲く頃宝塚少女歌劇 月組

宝塚歌劇団の象徴する代表曲として知られる『すみれの花咲く頃』は、まさに昭和初期の息吹を感じられる春の名曲ですよね。

宝塚歌劇100周年を迎えた記念すべき年、2014年には阪急電鉄宝塚本線の宝塚駅にて発車メロディとして起用されるなど、その関係性は非常に深いものがあります。

実はこの楽曲、宝塚歌劇団のオリジナルソングというわけではなく原曲が存在することを皆さんはご存じでしょうか。

もともとは1928年にドイツにて発表された『再び白いライラックが咲いたら』という楽曲がオリジナルであり、ヨーロッパ各国でそれぞれの言語を用いたカバーの中でもフランスで『白いリラが咲くとき』として翻訳され、ちょうどヨーロッパに滞在中だった宝塚歌劇団の演出家、白井鐵造さんの手によって持ち帰られた曲の中に『白いリラが咲くとき』が含まれていたのですね。

日本で歌われる際に「すみれ」へと置き換えられたのは、日本人にとってなじみの深い花として選ばれたとのことです。

そんな歴史的な背景を思い浮かべながら、原曲との違いを聴き比べてみるのもおもしろいですよ!

KOH-1

じれったい安全地帯

玉置浩二さん率いる安全地帯が1987年にリリースしたシングルが『じれったい』です。

太陽誘電のカセットテープ「That’s」のコマーシャルソングに起用され、オリコンのシングルチャートでは第2位にランクインしています。

打ち込みも利用したドラムサウンドやシンベの音色のようなベースで形作られるビートは、ダンサブルでかっこいいんですよね。

歌謡曲全盛期の時代にかなりのインパクトを残した1曲です。

2021年にはJUJUさんがシングル『こたえあわせ』にカバーバージョンを収録しています。

濱田卓也

なごり雪イルカ

旅立っていく人を見送る様子、それにともなう感情の動きが表現された、門出と別れの楽曲です。

かぐや姫による楽曲として発表され、のちにイルカさんのカバーがヒット、幅広い世代に親しまれています。

ピアノとアコースティックギターで演奏されるのが定番の、おだやかなサウンドで、春の風のようなあたたかさも感じられます。

自分のもとから離れていく人を見送る、さみしさが描かれていますが、サウンドや歌声からは、晴れやかな雰囲気も感じられる、未来へ進もうとする意志が伝わる楽曲です。

河童巻き

蒼夜曲尾崎亜美

シンガーソングライターとして活躍される尾崎亜美さん、杏里さんの楽曲『オリビアを聴きながら』の提供など作詞家や作曲家としての活動も有名です。

ピアノの音色を中心とした、切ない感情と熱い情念が伝わってくるようなサウンドと歌声が印象的で、ライブではピアノの弾き語りで披露されることもある楽曲です。

失恋の苦しみや、去っていく人への未練が歌詞では描かれており、やり場のない苦しみをぶつけるような勢いが感じられます。

響きわたる歌声から感情の強さが伝わってくる悲しい雰囲気の楽曲です。

河童巻き

Saravah!高橋幸宏

日本のニューウェイヴを代表するシンガーソングライターの1人、高橋幸宏さん。

晩年はシンガーソングライターやドラマーの他にもファッションデザイナーや俳優としても活躍されていました。

そんな彼を代表する1曲が、こちらの『Saravah!』。

アンニュイなメロディーを主体としており、トラックだけでも非常にかっこいい楽曲です。

そんなこの曲をよりかっこよく歌うなら、声をはりすぎずダウナーな感じを意識しましょう。

藤井風さんのようなR&B風のアーティストたちを参考にしてみると、参考になるかと思います。

Ryo

うらみ・ます中島みゆき

ラジオ番組のパーソナリティーをも務めていた中島みゆきさんはとても朗らかでユーモアたっぷりな方なんです。

ただ、一部の人が持っている「中島みゆきさんは暗い」とのイメージはもしかしたらこの曲があったからなのでは?と思います。

『うらみ・ます』と中に「・」を挟んでいても「恨みます」なわけでして、曲名としても歌詞のモチーフとしても画期的な切り口。

「ひどいふられ方をした。

だからあなたを死ぬまでうらみます」という内容の歌詞は詩の世界を飛び越えて怖い一面さえ。

声を震わせた中島さんの歌い方にも注目してほしい1曲です。

瀧乃涙pin句