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昭和の懐メロ。人気ランキング

多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?

耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。

この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。

誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。

この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。

昭和の懐メロ。人気ランキング

Runner爆風スランプ

昭和末期、1988年に爆風スランプがリリースした『Runner』はJ-POPの枠内をこえた国民的な応援ソングであり、高校野球の応援の際のブラスバンドの定番の演奏曲としても愛され続けている名曲です。

サビの部分の有名なフレーズを聴けば、若い世代であっても何の曲かピンとくるのではないでしょうか。

バンドの得意とする「青春」路線の名曲で、強じんなバンドアンサンブルと現在は「サンプラザ中野くん」として活躍するサンプラザ中野さんの特徴的な歌声で歌われるメロディの力強さは、それこそ聴いているだけで居ても立っても居られないほどのエネルギーをリスナーに与えてくれますよね。

そんな『Runner』の背景には、この楽曲のリリースを最後にバンドを脱退した初代ベーシスト、江川ほーじんさんがあったのです。

中野さんが脱退する江川ほーじんさんの姿に重ねて歌詞を書いたというエピソードを踏まえた上でこの楽曲を聴き直せば、新たな発見があるかもしれません。

KOH-1

ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO麻倉未稀

1980年代に青春を過ごされた方であれば、多くの方が知っているであろう名曲『ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO』。

ウェールズ出身に人気歌手ボニー・タイラーさんが歌った、1984年の映画『フットルース』の主題歌の日本語カバーとして同年にリリースされた楽曲なのですが、実は3人の歌手のバージョンが存在するのですね。

おそらく最も有名なものが麻倉未稀さんが歌うバージョンで、当時人気を博したドラマ『スクール☆ウォーズ』の主題歌として起用されてヒットを記録しました。

多くのシンガーにもカバーされているだけではなく、格闘技の選手の入場曲としても人気があり、近年では2022年に公開された日本が舞台の映画『ブレット・トレイン』において挿入歌として再録された麻倉さんによる『ヒーロー』が使われたことも記憶に新しいですね。

ドラマを見ていない方であっても、この曲を聴けば不思議な高揚感と情熱が心に宿るはず。

負けられない試合がある方、受験勉強でも会社の大事なプレゼンテーションの前日でも、この曲を聴いて勇気をもらった上で自信を持って挑んでください!

KOH-1

東京ラプソディー藤山一郎

戦前の昭和歌謡を象徴する代表曲のひとつで、藤山一郎さんの艶やかな歌声によって1936年に発売されました。

タイトルにカタカナが含まれているところからも華々しく、モダンなイメージを感じますよね。

歌詞には「パラダイス」や「ジャズ」といった言葉も並び、銀座や神田、浅草、新宿といった東京を代表する繁華街も登場。

銀座のティールーム、ジャズの浅草など、ときめく都会を感じさせるふくよかな歌詞が楽しいので、当時の東京に思いをはせながら聴いてみてください!

日和

タッチ岩崎良美

昭和の名曲アニソンといえば、こちらですよね。

大人気アニメ『タッチ』の主題歌で、現在も高校野球の応援歌として耳なじみのある曲です。

ヒロインの切なさがただよう片思いソングですが、サウンドはとにかく軽やかで親しみやすいポップス。

恋愛にすれ違いやもどかしさ、つらさはつきものですが、思いきって「タッチ」、つまり前に一歩踏み出してみようよ、というメッセージを感じますよね。

芯のぶれない強く深い愛情にワクワクドキドキする感覚も楽しい、キャッチーなラブソングですよ。

日和

松山千春

「松山が生きている限り自分以上に歌がうまい歌手は出てこない」と自負するほどの歌唱力を持ち、ニューミュージック界に大きな功績を残しているシンガーソングライター、松山千春さん。

8thシングル『恋』は数多くのミュージシャンによってカバーされ、松山千春さんの代表曲としても有名になっていますよね。

恋愛の終わりが描かれたセンチメンタルな歌詞は、昭和という時代の男女の姿をイメージさせられるのではないでしょうか。

憂いを帯びたハイトーンボイスが胸を震わせる、世代を越えて愛されているナンバーです。

星野貴史

春よいずこ二葉あき子、藤山一郎

作詞と作曲を西條八十さんと古賀政男さんがそれぞれ務め、二葉あき子と藤山一郎が歌唱を担当という昭和の流行歌におけるゴールデンコンビが昭和15年に発表した楽曲が『春はいずこ』です。

同名の映画が同じく昭和15年に公開されており、その主題歌でもあるというのは当時の流行歌によくあるパターンですよね。

ちなみに作詞と作曲、歌手全員が共通している『なつかしの歌声』という楽曲も同映画の主題歌であり、実はこちらの『春よいずこ』は『なつかしの歌声』のレコードのB面曲として発表されています。

歌詞の内容としてはどちらも映画の内容に沿った感傷的なものという共通点はあるのですが、アップテンポなリズムで明るい曲調の『なつかしの歌声』と比べて『春よいずこ』はメロディも曲調もセンチメンタルで物悲しいというのが特徴です。

興味のある方は、ぜひ2つの曲を聴き比べてみてほしいですね。

KOH-1