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人気のレゲエ。洋楽アーティストランキング【2024】

レゲエは日本でも人気の音楽ジャンルの1つですが、もともはジャマイカが発祥のラテン音楽として世界中で人気になりました。

今回はそんなレゲエを演奏する人気の洋楽アーティストをランキングで紹介します。

世界でどんなアーティストが人気なのかチェックしてみてください。

25位|Jimmy Cliff(ジミー・クリフ)

I can see clearly nowJimmy Cliff

ジミー・クリフさんはジャマイカ出身のレゲエシンガーです。

レゲエというジャンルが確立する前から音楽活動を開始しており、1972年には映画『The Harder They Come』に主演し、ジャマイカの当時の状況を世界に知らしめました。

サウンドトラック盤にも参加し、一躍有名になったのです。

この曲は、映画『Cool Runnings』のテーマ曲や日本の企業のCMにも使われていました。

The Harder They ComeJimmy Cliff

レゲエがひとつの音楽ジャンルとして確立する以前からジミー・クリフはレゲエシーンの発展を担った先駆者的アーティストです。

オリジナリティあふれるサウンドメイクとジャマイカに土着した音楽的アイデンティティの確立。

本作もそんな革新的な要素を音楽で表現した後のお手本となるかのようなレゲエサウンド。

明るいオルガンのくすんだ音色と、リズミカルでキャッチーなギターのカッティングが織りなす開放的なムード。

今聴いても色あせた印象は受けません。

Opportunity only knocks onceJimmy Cliff

ボブ・マーリーとともにレゲエのパイオニアとして、世界に発信し続けたジミー・クリフさん。

本曲収録アルバムは、なんと!

アメリカン・ソウルの聖地、マッスルショールズ録音です。

残念ながら、CD化はされていません。

隠れた名曲です。

26位|Massive Attack(マッシヴ・アタック)

Blue LinesMassive Attack

トリップ・ホップと呼ばれる音楽ジャンルの震源地であるイギリスはブリストル出身、ブリストル・サウンドのオリジネイターとして著名なマッシヴ・アタック。

前身となったグループを含めれば、1980年代の初頭から活動を続けている彼らの名を世界的に知らしめたデビュー・アルバム『Blue Lines』は、1991年にリリースされました。

最初のトリップ・ホップのアルバムとも評される本作には、ヒップホップやダブ、レゲエにソウルなどのブラック・ミュージックを独自に解釈したサウンドでシーンに衝撃を与え、ジャンルの枠内をこえた影響力を誇る大傑作アルバムです。

純然たるダブというわけではありませんが、ダンスミュージックの狂騒とはまったく違ったダークさとひんやりした質感は、ダブ・ミュージックから派生した90年代ならではのオルタナティブな音という点において、ダブに興味のある方もぜひチェックして頂きたい作品だと言えましょう。

KOH-1

27位|New Age Steppers(ニュー・エイジ・ステッパーズ)

Animal SpaceNew Age Steppers

ダブはいわゆるニューウェーブ~ポストパンクと呼ばれた界隈にも多大なる影響を及ぼしており、密接な関係にあると言えますが、英国ダブの第一人者であるエイドリアン・シャーウッドさんが結成したニュー・エイジ・ステッパーズは、まさにその象徴的な存在です。

スリッツのアリ・アップさんやポップ・グループのマーク・スチュワートさんといった、イギリスのポストパンク勢の代表的なメンバーが多数フィーチャーされ、英国ダブやニューウェーブの歴史を語る上では欠かせないグループなのですね。

セルフタイトルとして1980年にリリースされた本作は、まさにジャンルの境界線を軽々と飛びこえた先鋭的かつ異端の1枚!

ダブに興味がある方はもちろん、英国ニューウェーブやポストパンクを深掘りしたい方も必聴です。

KOH-1

28位|Mad Cobra(マッド・コブラ)

FlexMad Cobra

キングストン出身のレゲエ・ミュージシャン、マッド・コブラさん。

シングジェイなのですが、スタジオに入る前は独自でサウンドシステムもそろえていたそうです。

日本のレゲエシーンでは、わりと珍しい経歴ではないでしょうか?

そんな彼のヒットソングの一つである、こちらの『Flex』は1992年にリリースされた作品で、80年代の古きよきダンスホールをイメージさせる雰囲気に仕上げられています。

ぜひチェックしてみてください。

Ryo