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人気のレゲエ。洋楽アーティストランキング【2024】

レゲエは日本でも人気の音楽ジャンルの1つですが、もともはジャマイカが発祥のラテン音楽として世界中で人気になりました。

今回はそんなレゲエを演奏する人気の洋楽アーティストをランキングで紹介します。

世界でどんなアーティストが人気なのかチェックしてみてください。

28位|Mad Cobra(マッド・コブラ)

Tek HimMad Cobra

ダンスホールレゲエの中の1ジャンル、ラガが全盛期のころに、大活躍したアーティスト、Mad Cobraです。

Mad Cobraの代表曲に、スウィートなレゲエ名曲「Flex」がありますが、こちらでは、イベントでも盛り上がる、ダンスホールらしい人気曲を選びました。

29位|Primal Scream(プライマル・スクリーム)

Vanishing DubPrimal Scream

ロック・サイドからダブの要素を巧みに取り入れ、自分たちの音楽として表現したバンドの代表格の1つといえばプライマル・スクリームでしょう。

カメレオンのように音楽性を変えるスタイルも有名な彼らが1997年に発表した『Vanishing Point』は、まさにオルタナティブロック世代の感性とダブ・ミュージックの要素が融合した傑作です。

本稿で取り上げている『Echo Dek』は、そんな『Vanishing Point』を丸ごとダブ・ミックスした作品なのですね。

英国ダブのゴッドファーザー、エイドリアン・シャーウッドさんが全曲ミックス・プロデュースを担当し、ロック的解釈でダブを取り入れた楽曲を、ダブの第一人者が改めてダブ・アルバムとして再構築するというのが実におもしろい試みですよね。

KOH-1

High Than the SunPrimal Scream

Primal Scream(プライマルスクリーム)は、1982年に、スコットランドのグラスゴーで結成されたロックバンドです。

1991年にリリースされたHouse, Dub, Downtempo, Indie RockスタイルのアルバムScreamadelicaは、ダンスミュージックとロックとの可能性を広げた代表作でもあり、1992年に第1回目のMercury Music Prizeでマーキュリー賞を受賞しています。

High Than the SunはScreamadelicaのアルバムからのDubスタイルの1曲となっています。

KowalskiPrimal Scream

ダブ音楽の深い魅力にふける際に必須の1曲がPrimal Screamの『Kowalski』です。

これぞダブの神髄を抽出したかのようなトラックは、骨太のリズムに埋もれがちなメロディを巧みに浮かび上がらせることに成功しています。

従来のダブが持つ独特の空間感と、ロックのエッジが効いた要素が絶妙に絡み合い、一筋縄ではいかない複雑さを生み出しており、聴く者を圧倒的なグルーヴへと誘います。

どの層にもオススメできる一曲であり、ダブ入門にも理想的だと言えるでしょう。

この名曲は、音楽の新たな地平を開くサウンドパレットとして、その光を放ち続けることでしょう。

RAG MUSIC 編集部

30位|Burning Spear(バーニング・スピア)

Marcus garveyBurning Spear

ジャマイカ出身のバーニング・スピアさんは、ルーツレゲエを代表するアーティストです。

彼の1975年にリリースされたアルバム『Marcus Garvey』に収録されているこの曲は、政治的、社会的テーマを音楽に託した傑作。

タイトルになっているマーカス・ガーベイさんは、黒人民族主義の指導者であり、ジャマイカでは英雄として支持を集める人物。

この曲は彼の哲学とラスタファリ運動への深い尊敬から生まれたもので、今聴いてもそのメッセージは色あせることがありません。

レゲエを深く理解したい人、そして音楽を通して人類共通の問題に思いを馳せたい人に、心からオススメします。

RAG MUSIC 編集部

31位|Keith Hudson(キース・ハドソン)

Pick A DubKeith Hudson

ジャマイカ出身のレゲエプロデューサーとしてキャリアをスタートさせたキース・ハドソンさん。

その後、ダブの発展とともにシンガーソングライター、パフォーマー、プレイヤーに転身し、42歳で死去してしまうまで数多くのレゲエ、ダブの優れた作品を世に送り出してきました。

ぶっといベースとスペーシーでトリッピーなシンセを多用したその音象はジャマイカのダブミュージックを拡張し、その概念を音楽シーンに刻みこんできました。

そんなキースさんが1974年に世に送り出した『Pick a Dub』は、ダブを語る上では欠かせない古典的名盤にして傑作です。

2016年にボーカル・バージョンや未発表曲を追加したリマスター盤も再発されていますから、ぜひチェックしてみてください。

kyc